今回は紙の種類についてお話します。
コート紙
表面に光沢のあるツヤツヤした紙。
身近なものだと、スーパーのチラシなどに使われている。
インクがそれほど沈まないので、鮮やかな発色になる。
厚手のものはペーパークラフトにも使えると思うが、実際にはあまり使われていない。
組み立てたときに光沢が主張しすぎるからだろうか。
マット紙
マットコート紙とも。
ツヤ消しの塗料がぬってある紙で、光沢がなく、マットな質感。
各メーカーから発売されている家庭用プリンター用のペーパークラフト専用用紙は、ほとんどこの種類。
適度なコシがある。
インクが紙に沈むので、同じ色をコート紙に印刷した場合と比べると、少し明度を落とした感じの暗い色合いに。
上質紙
何も塗料をぬってない紙。
定義としては、科学パルプ100パーセントの紙を言うらしい。
表面はなめらかでマット紙と同じく色が沈むが、感覚としてはマット紙のほうが彩度が高くなるような・・・
発色は結構違う。
ペーパークラフトにも使われるが、厚みのある上質紙は他の紙と比べて少し曲げにくい気がする。
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紙のお話[1]
紙のお話[2]