紙の色合い・風合い
ひとくちに「白い紙」と言っても、色々です。漂白したような真っ白な紙なら、シャープでビビッドな印象に。
ほんの少し黄色みを帯びたような紙なら、あたたかみのある印象に。
同じ色でも、地の色が違うと印象が変わってきます。
専門的には紙の白さは「白色度」という数値で表されるようです。
白色度が高ければ白く、低ければ色味がかった紙、ということになるのでしょう。
作品の印象に合わせてこだわってみると良いかも。
色紙(いろがみ)を使う
色紙を使ってペーパークラフトをつくる場合、2つの方法があります。(1)線画データを直接プリント
(2)別の紙に出力したものをトレースする
線画のみのデータが手元にあるなら、そのままプリンターで。
プリンター対応のカラーペーパーが販売されています。
色付きのデータ、または持っている紙がプリンターに対応していないなどの場合は、手書きでトレースします。
トレーシングペーパーを使うのもよいですが、〈山折り・谷折り線に折り目を付けるときの道具〉を使ってなぞると線が目立たず、また折り線付けの手間も省けます。
この〈道具〉というのはスタイラスとかトレーサーと呼ばれるものなのですが、これについては後日、他の道具と一緒に説明したいと思います。
おしまい*
紙のお話[1]